子どものオンラインゲームのトラブル対策について、気軽に知れる講座があるといいんだけど…
ガンホーの保護者・教職員向け『情報モラル講座』を紹介するゾイ!
- オンライン『情報モラル講座』に参加いただいた小学生の保護者の皆さま

-
Iさん: 小学6年生、4年生の女の子のお母さん。
上の子は自分用のスマホを持ち始めたばかりで、スマホ以外にパソコン、タブレットも利用。下の子はタブレットを利用。タブレットは家庭で共有している端末。
Fさん:小学3年生の女の子、5歳の年中の男の子のお父さん。
二人とも自分用のタブレットを利用しており、娘さんはそろそろスマホが欲しい様子。奥さんはゲームを全くされないそう。
子どものゲームやスマホ利用をめぐり、時間、高額課金、暴言、出会いなどの保護者の心配事は尽きません。ガンホーでは、保護者・教職員の方を対象にオンラインの「情報モラル講座」を開催しています。通常は団体からの申込を受けて開催していますが、2026年の夏休み期間は、特別企画として個人で参加できる講座を開催しました。今回は「情報モラル講座」の様子とともに、小学生のお子さんをお持ちのパパ、ママに、受講後お子さんとのかかわり方がどう変わったかなど、お話を伺いました。
ガンホーの保護者・教職員向け『情報モラル講座』とは
ガンホーのオンライン『情報モラル講座』について紹介します。
オンラインで全国の小学生とその保護者・教職員向けに講座を実施

ガンホーでは、オンライン会議システム「Zoom」を用いた無償の「情報モラル講座」を実施しています。現在は、①小学校低学年向け②小学校高学年向け③保護者・教職員向け④消費生活相談員向けの4つの講座を実施しています。(講座時間は①②が45分、③④が60分)
通常、団体からの申込を受けて開催している講座ですが、2026年の夏休み期間は、個人向けの講座を開催しました。タイトルを「ゲーム会社が教える『情報モラル講座』~ゲーム時間・課金・対人トラブルの処方箋~」とし、ゲームのやりすぎによる時間のトラブル、ナイショ課金やRMT(※)などのお金のトラブル、ゲーム時の暴言やオンライン上の出会いによる対人トラブルなど、子どものオンラインゲームの利用で起きがちなトラブルの現状や、対処法についてお伝えしました。
※RMT:リアルマネートレードの略称。ゲームのアカウントなど、ゲーム上のデータを現実のお金などで交換する行為。ガンホーでは、このような行為は利用規約で禁止しています。
詳しくは、神奈川県警 井澤雄介さんのコラムをご覧ください。
【神奈川県警に聞く】我が子に危険が及ぶ!RMTの“闇”とゲームデータ売買の実態
お子さんのゲーム・スマホ利用の実態と課題
ガンホーの講座に参加された方のご家庭では、お子さんがどのようにゲーム機やスマホを使っていて、親御さんはどのような点に課題を感じているのでしょうか?
講座申し込みのきっかけ~ほかのご家庭は子どものゲームやスマホ、どうしている?~

——ガンホーの情報モラル講座を受講したきっかけを教えてください。
I:子どものゲームの利用時間が、長くなっていることに困っています。工夫はしているのですが、ほかのご家庭の利用状況はどのような感じなのか、参考にしたくて受講しました。
F:上の子が小学3年生で、周りの子がスマートフォンを持ち始めており、「私も持ちたい」と言っていたので、いい機会だなと思って受講しました。
現状のご家庭のゲーム・スマホのルールについて
——お子さんの端末利用について、現在どのようなルールを設けていますか? また、気がかりなことはありますか?
I:我が家のルールは、端末を1時間使ったら1時間休憩をはさむようにしています。利用時間の上限は決めていませんが、21時半になったらゲームやスマホは終了にしています。あと、端末を利用する場所は、リビングだけに限定しています。
ですが、子どもたちもゲームやスマホに夢中になってしまい、時間を超えてしまうこともよくありますね。あと、現在のルールは今の子どもの年齢だからうまくいっているだけで、もう少し大きくなったら、難しいのだろうなとも思っています。 ゲームって楽しいですし、「やってはいけない」とは思っていませんが、勉強と合わせてやって欲しいところではありますね。あと、うちは夫婦とも視力があまりよくないので、子どもの視力は気がかりです。目のためにも、休憩をはさみながら、ゲームをしてほしいと思っています。
F:僕自身の親が僕のゲーム利用に厳しかったので、自分の子どもにはゲームやスマホの利用に制限をなるべく設けないようにしているんです。
その日やるべきことをリストアップして、「○時までにはこれをする」と決めて、それらをちゃんとやるなら、好きに使っていいとは伝えています。ただ、緩めのルールではありますので、つい子どもたちが使ってしまいがちなところはありますね。
夫婦で子どもの端末利用に対する意見の違いが出たら?
F:僕自身は、平日仕事で家にいないので、家で子どもと接する時間が長い奥さんと僕で、子どものゲームについての感覚や見え方も異なるのかなとも思っています。
——子どもの端末利用に対し、夫婦で見解がズレて、トラブルになっているケースも聞きますよね。
F:うちの場合、妻がそこまでスマホを使わないこともあり、ルールを決めるのは勝手を知っている僕が主体になっていて、任せてもらっているところもあります。妻も分からないことがあれば聞いてくれますね。
I:我が家では、子どもから見て「お父さんはいいって言っていたけれど、お母さんはダメって言っている」となってしまうのは問題だと思っています。ですので、子どもの端末利用についてルールを作ったときは、「これでいいか?」と夫婦で相談し、共通した認識になるように心がけています。
どこまで許す?ゲーム内での友達との交流・レーティングについて
——ゲーム内での交流や、レーティング(※)についてはどうされていますか?
I:うちは二人姉妹なので、レーティングなどの設定は、お姉ちゃんに合わせる形にしています。交流については、知らない人と出会うのは嫌だなと思っているので、ゲーム内でのお友達登録でOKにしていいのは、「実際に面識のある友達だけ」というルールにしています。
——ゲーム内の暴言などに、悩んでいる保護者の方も多いですよね。
F:普段は他の子の面倒を見るような優しい子でも、ゲームのときは人が変わったように暴言が出てきてしまう、というケースは聞きますね。 YouTuberなど、見ているものの影響もあるのかなとは思います。
ただ、そういったものを見ることに関して制限をかけるのは難しいと思うので、暴言を言ったらどうなってしまうのか、をきちんと伝えるといった、出口対策になるのかなと思っています。
※レーティング:ゲームやアプリに含まれる表現や内容をもとに、対象年齢や遊べる年齢の目安を段階的に示したもの。
ゲームならではのコミュニケーションもある

——ゲームやスマホはつい夢中になってしまうところもあり、保護者としては悩ましい問題ですよね。
I:夏休みは親も仕事で家にいないことが多く、ゲーム・スマホで遊んでくれると静かでありがたいと思う反面、外遊びも大切だなとは思います。
一方で、子どもが、県外で暮らしているお友達とも連絡を取って、オンラインゲーム内で遊んでいたりするんですよね。近所のお友達だけでなく、離れて暮らすお友達とも交流を保てるのはオンラインゲームならではのコミュニケーションの良いところだな、とも思っています。
ガンホーの保護者・教職員向け『情報モラル講座』を受けてみて
ガンホーの保護者・教職員向け『情報モラル講座』の感想について伺いました。
講座の感想~Q&Aとアドバイスで進むので、分かりやすい!
——ガンホーの保護者・教職員向け『情報モラル講座』を受講してみて、いかがだったでしょうか。
I:さまざまなオンラインゲームの問題ごとにクエスチョン、アンサー、アドバイスがあり、わかりやすかったです。
例えば、講座内で「ゲームの終わりの時間を決めてからはじめる」と紹介されていました。うちでももともとそうしていましたが、やはり終わりの時間を最初に決めておかないと、ずるずるとプレイを続けてしまいますよね。
また、子どもが一人ではなく、お友達と一緒にゲームをすることも多いので、終わりの時間は意識しようと、あらためて納得できました。
F:各項目でクエスチョン、アンサー、アドバイスがあり、わかりやすかったと僕も思いました。
一方で、内容が少し易しいなとも思いました。自分は仕事柄、セキュリティなども触れることがあるので。ですが、仕事でこういったことをしていない方も多いと思いますので、こちらが適切な内容なのかな、とも思いました。
ゲーム会社の講座だからこその内容

——企業による情報モラル講座は、最近では携帯電話会社、SNSやフリマアプリの会社でも実施されていますが、ガンホーというゲーム会社が行ったことで納得できた点などはありますか?
F:特にRMTの話は、ゲーム会社だからこそできる内容だと感じました。他の講座では、なかなか説明されない情報も具体的に説明してくれることは、すごく良いと思いました。
I:ゲームを子ども一人でプレイするだけではなくて、オンラインで、複数人でプレイすることを想定したケースが紹介されていて、今の子どもたちのゲームの利用実態に沿っているなと思いました。
これも、オンラインゲームを運営しているゲーム会社ならではですね。
講座を受けた後の変化
——講座を受けた後、ご家庭での声掛けや取り組みなどに変化はありましたか?
I:はい。子どもにスマホ・ゲームの使い方の話をする際も、「ガンホーの人がこう言っていたんだよ」というと、受け止め方も違うなとは見ていて思いました。「ほかの人もそう言ってるんだ」と子ども自身も受け止めているのだろうなと。
F:子どもたち本人にも、このようなトラブルによそのお子さんが遭ったから、気を付けようね、と共有しました。それと講座を受けて、子どものゲームやスマホ利用について、奥さんとあらためて話をするきっかけにもなりました。
子どもに刺さる内容はやはり「高額課金」
——お子さんには、どのような話に反響がありましたか。
F:やはり、子どもによる高額課金の話でしたね。我が家では、電子マネーは子どもに持たせず、現金でやりくりさせているため、金額の大きさはイメージがしっかりできていたようです。紹介いただいたケースの課金額に、上の子は絶句していました。それ以降、買い物の際にも少額であっても確認してくるようになっているので、効果はあったのかな、と思います。
※講座でも紹介している、お子さんの高額課金に関するコラムはこちら。
ナイショ課金体験談! 子どもが内緒で230万円の高額課金!発覚した時に家族はどうしたのか?
I:我が家も高額課金の話が刺さったようです。うちでは、お小遣いの範囲で子どもにゲーム課金を認める場合がありまして…。娘の遊んでいるゲームの最少課金金額は160円なんですが、160円だと買えるアイテムが少ないんですよね。だから、860円を一気に課金して、それをちょっとずつ使いたいという申し出があったので、許可してみたんです。本人は少しずつ使うつもりだったようですが、結局あれもこれもと、一日で使い切ってしまったんです。本当は一カ月かけて、アイテムを選ぶことを楽しみながら使いたかったのに、すぐに使い切ってしまったことには問題があったと本人も反省しているようです。
——少額から、学べた貴重な経験と言えますね。
I:そうですね。金額に関わらず、このような課金の仕方を学べたことは良かったと思っています。お金のことは話しておかないといけないことですので、講座を受けたことが改めて話をする、良いきっかけにもなったと思います。
お子さんのスマホ・ゲームでお困りの保護者は、ぜひ受講を!

——子どものゲームやスマホの問題で悩んでいる全国の保護者の方に向けて、ガンホーの情報モラル講座のおすすめポイントを教えてください。
F:最初に内容が易しいように感じたとお話しましたが、一方で、仕事などでIT関係のことに接していたり、親御さん本人にとって興味のある分野でなければ、なかなかゲームについて、自力であれこれ調べるというのは大変だと思います。
子育てと仕事の両立では時間もないですし、ほかにも優先すべきことはたくさんある中で、保護者のITリテラシーを上げる、というのも大変ですよね。 ですので、それが1時間という短い時間で、最低限の部分が知れる講座はかなり貴重だと思います。
普段忙しい親御さんほど、受講したほうがいい内容だと思いました。
I:機会があれば、子どもと一緒に視聴するのがいいのかなと思います。一緒に見れば、共通認識ができますから。
——「あのとき見たよね」と言えるのはいいですよね。
I:共有してないと話題にもならないし、子どもと一緒に、「ゲームで困ったら、どうしたらいいのか?」と考えることがやはり大切なので、親子の会話のきっかけ作りとして、この講座を活用するのもいいかなと思います。
※講座の内容は2026年8月時点のものです。内容は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
ガンホーの取り組みは下記もご参照ください。
小・中学生向け「ゲームをあそぶときのおやくそく」(パズル&ドラゴンズ)
利用者の皆様に安心して利用していただくためのガンホーの取り組み
- POINTまとめ
-
- ゲームに関する時間、お金、対人トラブルを1時間で学べる!
- RMT、複数人でのオンラインプレイなど、ゲームの「今」に沿った講座を提供
- 親子で受講し、話し合えると理解も深まる!
インタビュアー/ライター
石徹白 未亜- いとしろ みあ。ライター。ネット依存だった経験を持ち、そこからどう折り合いをつけていったかを書籍『節ネット、はじめました』(CCCメディアハウス)として出版。ネット依存に関する講演を全国で行うほか、YouTube『節ネット、デジタルデトックスチャンネル』、Twitter(X)『デジタルデトックスbot』でデジタルデトックスの今日から始められるアイディアについても発信中。ホームページ いとしろ堂







