「子どもを守ろう!スマホ・ゲームのお約束キット」は配布が予定数量に達した為、配布終了となりました。
ありがとうございました。
子どもにスマホを与える前に家庭内でルールの設定が必要と言われますが、ルールの重要性に保護者自身が気づけなかったり、ルールを作っても上手く運用できないという悩みを聞きます。
本教材は、家のスマホやタブレットで遊ばせる時期を“本格的なルール作りの準備期間”として考え、低年齢時から親子でルール作りを経験しながら、保護者の皆様はルール作りの重要性に気づき、考えることができ、お子様には習慣化させることを目的としています。
本サイトでは、本キットの申し込みの受付、および授業用の指導案とワークシートのダウンロードが行えます。
お約束キットを
申し込む
多くのご家庭でお使いいただくため、保護者の皆様への配布やお子様が手に取れる場所への設置などができる方(消費生活センター、教育委員会、学校などの地方公共団体、啓発活動事業を行う特定非営利活動法人など)に無料で提供しております。
ご希望の方は、以下の【お約束キットの申し込み】ボタンからお申し込みください。
※個人の方への提供は行っておりません
※本キットのサイズはA5です。
「子どもを守ろう!スマホ・ゲームのお約束キット」は配布が予定数量に達した為、配布終了となりました。
ありがとうございました。
授業で
子どもに伝える
本キットをより効果的にご活用いただくために、学校でもスマホやゲームのルール作りに関する授業ができる指導案とワークシートをご用意いたしました。
子どもたちがスマホやゲームの利用における課題に目を向け、家庭でのルール作りに関心を持ってもらうきっかけづくりに是非ご活用ください。
- 小学校中学年(3・4年生)対象
- 指導案・ワークシートダウンロード
お約束キットの
詳しい使いかた
- 1親子で一緒に話し合ってルール(お約束)を決めます
- 2決めたルールを「お約束リスト」に記入して完成させます
- 3ルールを守れた日は保護者がお子様に番号順の「シール」を渡し、お子様が「シール」を「マップ」に貼ります
- 410日間(10回)ルールを守れたら達成です
- 達成後もお約束を継続して守っていきましょう。年齢にあわせてルールを見直しましょう。
- [自由欄]には、達成後のお子様や保護者の感想、担任の先生の励ましの言葉、お子様が達成後に望むごほうびなど、状況に応じてご利用ください。
ルール作成例
ルールの例…20時まで、1日1時間、お休みの日だけ など
- 【解説】
-
- 1日1時間以内で20時までなど複数組み合わせてもいいですね。自分の部屋に持ち込んで夜中まで遊んで寝不足にならないようにしましょう。
- 低年齢の場合、曜日の感覚が形成されていない可能性があります。時間帯と時間数を決める方向で話し合いましょう。
ルールの例…おこづかいの範囲まで、親に相談してから、許しません など
- 【解説】
-
- 円や¥マークが出てきたらお金が必要であることも教えておくといいですね。
- ペアレンタルコントロール※の設定をおすすめします。パスワードは推測されにくいものにしましょう。
自由にルールを記載できます。
ルールの例…食事中は禁止、知らない人とは合わない、知らない人とやりとりしない、
自分の部屋へ持ち込まない など
- 【解説】
-
- 食事中の家族とのコミュニケーションを図ることの大切さやスマホ利用に潜むリスクを教えておくことも教えておくといいですね。
- 「スマホでお友達とどんな話をしているの?」「ゲームでどんな遊び方をしているの?」と話しやすい環境を作ることも大切です。
- 低年齢の場合、自分が行った操作の意味がわかっていない、そのあとで説明できないなどのトラブルが発生します。一緒に画面を見ることができる状態で使用しましょう。
守れなかった際のペナルティを書きます。
ルールの例… 3日間スマホを禁止! など
- 【解説】
-
- 厳しすぎるペナルティは徹底することが難しくなってしまい、適しません。
- ペナルティも親子で一緒に決めましょう。一方的にペナルティを決めてしまうと、一緒に作ったルールそのものも意味がなくなってしまいます。
※「ペアレンタルコントロール」とは
子供によるスマホの使用を、保護者が管理し制限を設けることができる機能です。
スマホごとに設定の方法は異なりますので、ご利用のスマホの取扱説明書をご確認ください。
1ルール作りのポイント
- お子様と話しながらお約束内容を決めることが、守り続ける上で重要です。自分で決めた約束は、本人にとっても守ろうという気持ちが続きます。
- なぜ嘘や悪口を書き込んではいけないのか、ながらスマホをしてはいけないのか、ダメな理由も一緒に考えましょう。
2活用中のポイント
- シールを貼ることで達成することの喜びや、自分にもできるという気持ちを意識させましょう。
- お約束を守ることが習慣になるように、毎日続けましょう。
- 守れなかったときはペナルティがあることもルールを運用するうえで重要です。
- 守れなかった際はなぜ守れなかったのか話し合って、ルールの変更なども検討しましょう。
- シールを貼る際には、「これはどんなお話だと思う?」という声掛けでお子様の想像力に働きかけましょう。「ストーリーの次の展開を知りたい=ルールを守りたい」という意欲がわきます。
3目標達成後のポイント
- 10日間はひとつの通過点です。10日間過ぎた後でも継続していくことが必要です。「お約束リスト」は未記入のものをダウンロードすることもできます。年齢や守ることができるようになったルールに合わせて、継続的に見直していきましょう。
- お約束キットのルールは低年齢の利用を想定しているため簡易的なものとなっています。お子様に個人のスマホを与える前には、よりしっかりとしたルールの設定が必要になります
ルールを見直す際には、以下のボタンにてダウンロードしたお約束リストを印刷してお使いください